プレミアリーグ トッテナム

長期的成功に向けて。トッテナムが今夏獲得すべき若手3選手

新スタジアム建設に躓き、直近3回の移籍市場で満足な補強を行えなかったものの、今シーズンは欧州最高の舞台に上り詰めたトッテナム・ホットスパー。選手を獲得することだけが、成功に繋がるわけではないということを世界中に知らしめただろう。しかし、この成功を長期的なものにするためには、人の入れ替えが必要になってくるはずだ。主力であるクリスティアン・エリクセンなどは退団の噂も流れており、代役となれる選手が必要になるだろう。今回は、トッテナムが今夏に獲得すべき3人の選手をご紹介する。


ライアン・セセニョン

年齢:19

クラブ:フラム

セセニョンの獲得は先を見据えた優れた投資になるだろう。高い位置でのプレーを得意とするセセニョンだが、プレーのスタート位置が低かったとしても彼の輝きが消えることはない。

降格の決まったフラムではあるが、セセニョンが個人として残している数字は悪くない。1試合あたり0.9本のキーパスはダニー・ローズに匹敵する数字だ。アシストに関しては2倍となる6を記録している。リーグ戦終盤で燃え尽きる傾向にあるトッテナムにとって、素晴らしい起爆剤となれるだろう。


ジオバニ・ロ・チェルソ

年齢:23

クラブ:レアル・ベティス

トッテナムとの契約最終年に入ったものの、延長の動きが見えてこないエリクセン。フリーでの売却は避けたいので、放出される可能性はそれなりにあるだろう。チームのクリエイティブな部分を司るエリクセンの代役は、何としても見つけなければいけない。

そこでロ・チェルソだ。スペインで躍動する若き天才は今シーズン16ゴール6アシストと大暴れ。ベティスも買い取りオプションを行使せざる得なくなった。約120億円の契約解除金が設定されているが、今のトッテナムに払えない額ではない。


タンギ・エンドンベレ

年齢:22歳

クラブ:オリンピック・リヨン

エンドンベレはトッテナムに欠けている中盤の深さだけでなく、クオリティも提供することができる。ムサ・シソコ、エリック・ダイアー、どちらの選手よりもトッテナムに与えることのできるものは多い。

1試合あたり1.2本のキーパスに加えて、平均2回のドリブルを成功させている。ディフェンスからボールを運んで決定的なパスを供給という、理想的なプレーを実現できる選手だ。


 

名前:菊池大将
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