バルセロナのジョルディ・メストレ副会長はアヤックスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフト獲得の可能性について否定的な見解を示しているようだ。現地時間3日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
19歳ながらキャプテンマークを巻いているデ・リフトは今季、ディフェンスリーダーとして自身の能力を発揮し、チームをチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4に導いている。
また同選手を巡っては、バルセロナやユベントスをはじめ多くのビッグクラブが興味を示しており、水面下で熾烈な争奪戦が繰り広げられているが、バルセロナがこの獲得レースをリードしているという報道が飛び交っている。
しかしメストレ副会長は「デ・リフトがバルセロナ行きに近づいていると彼らがなぜ言っているのか分からない。まだサインを交わしたわけでもない」と語っており、周囲で取りざたされている噂について疑問を抱いているようだ。
また同副会長は「ピケは世界中で最も優れたセンターバックのひとりだ。彼のほかにもラングレやユムティティのような選手を抱えているし、今年の1月にはトディボという非常に若い選手とサインしている。我々はすでにレベルの高い守備陣を抱えている」と語っており、現有戦力の満足しているようだ。
なお、バルセロナはすでにアヤックスのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの今夏加入を内定させている。アヤックスで同僚の関係にあるデ・リフトの次なる行き先はスペインではないのかもしれない。
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