今季フィテッセにレンタルで加入しているレアル・マドリードのFWマルティン・ウーデゴールはジネディーヌ・ジダン氏の指揮官再就任により自身の心境に変化があったようだ。現地時間19日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
かつて15歳にしてノルウェーA代表デビューを果たし大きな話題を呼んだウーデゴールはマドリード加入後に度重なる負傷に泣かされ伸び悩むと、2017年1月から半年間にかけてヘーレンフェーンにレンタルで在籍。そして今季はフィテッセに1年レンタルで加入している。
そのフィテッセではここまで公式戦26試合に出場し7ゴールをマークするなど復調気配を見せる中、アヤックスが完全移籍での獲得に向けて移籍金2000万ユーロ(約26億円)を用意していると伝えられており、本人も自身の特徴を最大限に生かすためにもオランダでのプレーを望んでいるものとみられていた。
しかし同選手はマドリード指揮官に再び就任したジダン氏の印象を「非常にポジティブなニュースだと思う。彼は成功に導いているし、クラブと選手たちのことについてよく知っている。選手誰もが彼のことをよく知っている。そしてチーム内で良好な関係を築けるので、(彼は)パーフェクトな指揮官だと思う」と語っている。
そしてウーデゴールが「私にとっても彼が戻ってきたことは非常にポジティブだ。私はカスティージャやトップチームで何年にもわたり彼のもとでプレーしてきた」と語っており、一転してマドリード復帰に興味を示しているようだ。
なおジダン氏は今季ここまでサンティアゴ・ソラーリ監督のもとで冷遇されていたスペイン代表MFイスコをはじめとする複数選手を復帰初戦で起用するなど、チームの再構築を図っている。果たしてウーデゴールがそのジダン氏の構想に入ることはあるのだろうか。
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