ローマのジェームズ・パロッタ会長はローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の解任を視野に入れているようだ。現地時間8日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。
ローマは同日、セリエA第15節・カリアリ戦に臨み前半を2点リードで折り返したものの、84分に1点を返される。さらにローマは後半アディショナルタイム45+4分にカリアリが2人の退場者を出したことにより数的優位に立ったものの、そのわずか1分後に同点に追いつかれ、2-2のドローで終えている。
パロッタ会長はこの試合をドローで終え、2ポイントを失ったたことに対して苛立ちを募らせているものとみられる。その一方で同会長が監督交代には踏み切れない理由として、ディ・フランチェスコ監督がチームから去った場合は、モンチSD(スポーツディレクター)も同様にチームを離れることや後任候補に限りがあることが挙げられているようだ。
なお、ローマの指揮官交代の可能性については以前も騒がれたことがあり、かつてフィオレンティーナを率いていたパウロ・ソウザ、昨季ミランとセビージャを指揮していたビンチェンツォ・モンテッラの名前が挙がっていた。
11月の代表ウィーク明けのウディネーゼ戦で不覚をとって以降、公式戦4試合連続で白星から見放されているローマはリーグ順位を暫定7位としており、ラツィオやインテルをはじめとするライバルクラブから後れをとっている。果たしてクラブ首脳陣に今後、監督人事を巡る動きがみられるのだろうか。
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