ラ・リーガ レアル・マドリード

CLローマ戦ベンチ外のイスコにレアル同僚がフォロー「ここでは起こりえること」

 レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロは苦境に立たされているスペイン代表MFイスコについて言及しているようだ。現地時間28日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 イスコは今季、負傷離脱期間もありここまで公式戦8試合の先発出場にとどまるっている。また元スペイン代表監督のフレン・ロペテギからサンティアゴ・ソラーリへ指揮官が交代した後はまだ先発メンバーに名を連ねた試合がない。

 さらに現地時間27日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節・ローマ戦ではベンチ外となり、周囲を驚かせていた。

 この一戦後にマルセロは出場機会を得られていない同選手に対するアドバイスについて質問を受けているが、これに対して「彼へのアドバイスは無いよ。我々は全員が経験を積んでいる。我々は家族だし、何をすべきなのか分かっている」とイスコへの信頼は失われていないことを強調。

 またマルセロは「全員がプレーしたいと思っている。ただ我々はハードワークを行わなければならないし、そのハードワークをどの選手たちも行ってきている。別にイスコがハードワークをしていないと言っているのではない。ただフットボールの世界では起こりえることだ」と語っている。

 イスコを巡っては、過去にもマンチェスター・シティやユベントスなど多くのビッグクラブが獲得に関心を示しているが、同選手はあくまでもマドリードでの自身の地位を取り戻すために今後も闘い続けることとなるだろう。