元UEFA会長のミシェル・プラティニ氏が2022年カタール・ワールドカップ開催決定に関して、金銭の授受を疑われフランス司法警察に拘留された。一貫して無罪を主張していたが、果たして真偽の程は定かではない。今回は、過去に刑務所生活を味わった選手たちをご紹介する。
ジョーイ・バートン
サッカー界きっての問題児として知られているバートン。これまでのキャリアの中で10ヶ月の懲役刑を言い渡されている。実際に収容された期間は77日間だ。1度目は2008年5月のニューカッスル所属時代に起こした暴行。2度目は同年7月に起こしたチームメイトへの暴行事件だ。引退間際の賭博問題により活動停止処分を受けていたが、停止処分が明けるとイングランド3部フリートウッド・タウンの指揮官に招聘され、話題を呼んだ。
トニー・アダムス
無類の酒好きだったアダムスは1990年に飲酒運手による事故を起こした。法律の基準値の4倍となるアルコールが検出され、4ヶ月の懲役刑が言い渡されている。刑期を半分ほどまっとうした後にアーセナルへと復帰を果たした。2017年にはグラナダの監督も務めている。
ガリー・クロフト
000年、クロフトは犯罪者識別用の電子タグを身に着けてプレーした最初のサッカー選手となった。クロフトは運転免許失効中に車を運転。職務質問に来た警察官に虚偽の内容を伝えたことなどにより刑務所で1ヶ月間過ごすことになったが、ピッチへ復帰を果たした。
リー・ヒューズ
ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)所属時代の2004年に、ヒューズは死亡事故を起こしてしまった。危険な運転をしていたことなどから6年間の懲役を言い渡されている。3年間の刑期を全うしたところで保釈され、再びピッチに復帰している。
マーロン・キング
キングは、2014年に起こした危険運転のため18ヶ月間の懲役刑を受けた。キングはこれまでに3回の懲役刑を言い渡されており、2009年には性的暴行により18ヶ月を言い渡されウィガン・アスレティックとの契約を解除されている。
ニクラス・ベントナー
タクシードライバーへの暴行により、禁固50日の実刑判決を受けたベントナー。50日間の服役がベントナーのキャリアの大きな影響を与えることは間違いないだろう。ただ、所属クラブのローゼンボリのゼネラルマネージャー、トーベ・モエ・ディルハウグは契約を解除するつもりがないことを明言。難しい事実であることに間違いはないが、これまでに紹介してきた選手たちのように、再びピッチに戻れる可能性はあるだろう。
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