ブラジル1部に所属するフラメンゴの首脳陣はブラジル代表MFルーカス・パケタを巡るミランとのクラブ間交渉がまだ完了していないと主張しているようだ。現地時間10日、イタリアメディア『トゥットメルカート・ウェブ』がこれを伝えている。
9月のインターナショナルマッチウィーク期間中にブラジル代表に初招集されたルーカス・パケタは将来を嘱望(しょくぼう)されたタレントとして以前から多くの欧州ビッグクラブが関心を寄せていた。
中でも現在ブラジル代表FWネイマールが所属しているパリ・サンジェルマン(PSG)や昨季チャンピオンズリーグ(CL)でファイナリストとなったリバプール、そしてミランは同選手の争奪戦を水面下で繰り広げていたものとみられていた。
しかし大手ブラジルメディア『GloboEsport』は現地時間9日にミランがボーナス込みの移籍金3500万ユーロ(約45億6000万円)で獲得を決めたと大々的に報じたことにより、事態が急変している。
ただフラメンゴのスポーツディレクターは「ミランとの取引は完了していない。まだ交渉している最中だ」とこの報道を否定。その上で「2週間以内には取引が完了するだろう」と語っており、ミランへの移籍自体が決定的となっていることについては認めているようだ。
なおルーカス・パケタのミラン加入が実現すると、ブラジルのクラブからセリエAに参戦した選手としては史上最高額の移籍金での加入となるようだ。
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