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Cロナウドとメッシの2強体制の終止符か。バロンドール受賞者上位候補7選

ここ10シーズン近くに渡りクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシがバロンドール受賞を争う構図が継続されてきたものの、ロナウドがスペインに別れを告げたこともあり、今年の勢力図が昨年のそれと大きく異なっている。そこで今回はロナウドやメッシも含めてバロンドール受賞に大きく近づいている7名の選手を紹介する。


キリアン・ムバッペ

所属クラブ:パリ・サンジェルマン(PSG)
代表チーム:フランス
昨季獲得タイトル:ロシアW杯、リーグアン、クープ・ドゥ・ラ・リーグ、クープ・ドゥ・フランス

ワールドカップ・ロシア大会でのパフォーマンスから将来のバロンドール候補と呼び名の高いムバッペは、今年に新設された21歳以下の個人タイトル『コパ・トロフィー』でも10名の候補者にノミネートされている。ただ本人としてはバロンドール受賞を狙いたいところだろう。


モハメド・サラー

所属クラブ:リバプール
代表チーム:エジプト
昨季獲得タイトル:なし

昨夏にローマからリバプールに完全移籍を果たしたサラーは加入1年目にして公式戦で44ゴール、プレミアリーグで32ゴールをあげるなど驚異的なゴールラッシュにファンの注目が集まった。また同選手はマンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネらを抑えてPFA年間最優秀選手賞を受賞している。


リオネル・メッシ

所属クラブ:バルセロナ
代表チーム:アルゼンチン代表
昨季獲得タイトル:ラ・リーガ、コパ・デル・レイ

長年に渡りバルセロナを支えているメッシではあるが、昨季は国内2冠を手に入れたとはいえチャンピオンズリーグ(CL)でベスト8での敗退により不本意なシーズンになったことだろう。ここ10年に渡りポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとバロンドール争いを繰り広げてきたが、今年は受賞が厳しいかもしれない。


アントワーヌ・グリーズマン

所属クラブ:アトレティコ・マドリード
代表チーム:フランス
昨季獲得タイトル:ロシアW杯、ヨーロッパリーグ

ワールドカップ・ロシア大会開幕前までアトレティコ残留とバルセロナ移籍の狭間に立たされていたグリーズマンだが、自らの去就問題に決着をつけたことによりW杯で最大限のパフォーマンスを発揮。フランス代表を見事2度目の優勝に導いている。アトレティコでもELのタイトルを手中に収めるなど充実したキャリアを過ごしている。


ケビン・デ・ブライネ

所属クラブ:マンチェスター・シティ
代表チーム:ベルギー
昨季獲得タイトル:プレミアリーグ、カラバオ・カップ

名将ジョゼップ・グアルディオラから「チームの中で一番放出してはいけない存在」と言わしめるほどのタレントを兼ね備えているデ・ブライネは昨季、プレミアリーグで38試合中36試合で先発起用され、16アシストを叩き出している。またロシアW杯では中盤の主力としてベルギー代表を史上最高成績の3位に導いた。


ルカ・モドリッチ

所属クラブ:レアル・マドリード
代表チーム:クロアチア
昨季獲得タイトル:チャンピオンズリーグ

モドリッチはクロアチア代表の中枢を担い準優勝に導く活躍を見せたことにより、FIFA最優秀選手賞とUEFA最優秀選手賞のダブル受賞を果たしている。今年のバロンドール候補者30名の中では一番受賞に近いという声も上がっており、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシによる「2強体制」ストップの筆頭候補だ。


クリスティアーノ・ロナウド

所属クラブ:ユベントス
代表チーム:ポルトガル
昨季獲得タイトル:チャンピオンズリーグ

今夏にユベントスへの電撃移籍で大きな話題を呼んだクリスティアーノ・ロナウドは昨季までレアル・マドリードでチャンピオンズリーグ(CL)3連覇達成に大きく貢献している。ただFIFA最優秀選手賞とUEFA最優秀選手賞両方において受賞を逃したこともあり、メッシと同様に今年のバロンドール受賞の可能性はそこまで高くないという見方が広まっているようだ。