ラ・リーガ バルセロナ

バルサ指揮官バルベルデ、メッシとブスケツのベンチスタートの理由語る

 バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督はラ・リーガ第7節・アスレティック・ビルバオ戦でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツを先発起用しなかったことについて言及している。現地時間29日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 バルセロナは翌週にチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節・トッテナム・ホットスパー戦をアウェイで控えていることもあり、この試合では一部ターンオーバーを実施。しかし41分に先制ゴールを許したことから、51分にブスケツ、そして55分にメッシを投入し、試合終了間際の86分にFWムニル・エル・ハダディのゴールでドローに持ち込むのが精一杯だった。

 試合後、バルベルデ監督はメッシとブスケツをベンチに置いたことについて「このような決断を下したことはチームやクラブにとって最善策だ」と語ると、「我々はこの10日間に4試合も控えている。水曜日の難しい試合(トッテナム戦)に向けてレオとセルヒオには休養が必要だと考えた」とコメント。来週のトッテナム戦を見越しての選手起用だったことを示唆している。

 また同監督はこの一戦で勝ち点1しか獲得することができなかったことについては「この決断を下したことの責任は私にある」と語っている。

 なおバルセロナはここ公式戦リーグ戦3試合で2分1敗とわずか2ポイントの獲得にとどまっており、レアル・マドリードと同じく足踏み状態が続いている。果たして同クラブは停滞気味のチーム状態をトッテナム戦で変えることができるのだろうか。