プレミアリーグ チェルシー

アザール父親、今夏レアル移籍破談の要因としてある名将の名前挙げる

 チェルシーのベルギー代表FWエデン・アザールにはレアル・マドリード移籍の可能性があったようだ。25日、ベルギー紙『Hiet Niewuwsblad』がこれを伝えている。

 アザールはワールドカップ・ロシア大会でベルギー代表を史上最高成績の3位に導いた直後に、今夏チェルシー退団を示唆するコメントを出したことにより、去就に注目が集まっていた。

 しかし英ラジオ局『talkSPORT』の報じたところによると、かねてから同選手の移籍先として名前が挙がっていたレアル・マドリードは移籍金1億5000万ポンド(約218億円)を提示したものの、チェルシーが2億ポンド(約291億円)以下のオファーには応じない姿勢を示したことにより、交渉は破断に終わった模様。

 これにより、当初アザールの移籍破談の理由が移籍金で折り合いがつかなかったことであるという見方が広まっていたものの、同選手の父親はベルギー紙『Hiet Niewuwsblad』のインタビューにて「もしジダンが指揮官を続けていたら違った形になっていたかもしれない。ただ息子にはチェルシーを去る理由があった。何が起こっていたのかは私の口から話すことができない」とコメント。移籍が実現しなかった要因が他にもあったことに言及している。

 なおアザールとクラブの契約期間は2020年までとなっているが、来夏に同選手が移籍に向けて動くことはあるのだろうか。