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インテル、今夏獲得逃したレアルのモドリッチに今冬再度アプローチか

 インテルはレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチ獲得を諦めていないかもしれない。25日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 2020年まで契約期間を残しているモドリッチの去就を巡っては、インテルを率いるルチアーノ・スパレッティ監督は「全てのインテリスタと同じように私もモドリッチ獲得を夢見ている」というコメントを残しており、同選手獲得を熱望していた。

 しかしマドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は2020年までクラブとの契約期間を残している同選手に7億5000万ユーロ(約970億円)という天文学的な値札をつけており、放出には一切応じない姿勢を見せていた。

 それでもモドリッチの代理人がマドリードに対して同選手の今夏退団を促しているものとみられることから同選手の周囲が再び騒がしくなっていたものの、マドリード幹部がこの移籍の噂の火消しを行っており、本人も移籍の可能性について全面否定していた。さらにマドリードはインテルが不正な接触を図ったとして国際サッカー連盟(FIFA)に対して訴えているとも伝えられている。

 しかしインテルは同選手の今シーズンこれから数か月間のパフォーマンスに関係なく、来年1月の移籍市場でも獲得を狙う意向を示しているものとみられ、巨額オファーをマドリードに提示するようだ。一度収束したものと考えられていたモドリッチの去就だが、インテルの今後の動きによっては再燃する可能性があるようだ。