ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バルサ、中盤の新戦力確保へバイエルンの“闘犬”と個人合意か

 バルセロナはバイエルン・ミュンヘンのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの獲得間近に迫っているようだ。2日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 クラブとの契約が来夏で満了を迎えるビダルの去就を巡っては、シャルケからドイツ代表MFレオン・ゴレツカがフリーで加入したこともあり、中盤におけるポジション争いの激化が予想されることから今夏の退団を考慮に入れていると伝えられていた。

 移籍先には恩師であるカルロ・アンチェロッティ監督率いるナポリや今季久々のチャンピオンズリーグ(CL)出場により、選手層の強化を図っているインテルなどセリエAの複数クラブが獲得に乗り出しているものの、ここに来てバルセロナも同選手に急接近している模様。

 また同メディアの報じるところによると、バルセロナはすでにビダルの代理人に個人合意を取り付けたものとみられている一方、バイエルンとのクラブ間交渉に関しては、移籍金を巡って合意には至っていないようだ。

 なおバルセロナは今年1月に中国スーパーリーグ(中国1部)の広州恒大から獲得したブラジル代表MFパウリーニョの電撃復帰により、中盤センターを本職とする新戦力の確保が優先課題となっている。ここに来て同クラブの獲得候補に急浮上したビダルだが、果たしてバルセロナのファンはカンプ・ノウでプレーする同選手の姿を目にすることができるのだろうか。