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元スペイン代表カシージャス、ポルトでの現役引退の可能性を示唆

 ポルトの元スペイン代表GKイケル・カシージャスはポルトでの現役引退を強く望んでいるようだ。2日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 カシージャスは2015年夏にレアル・マドリードから加入すると、ここ3シーズンで公式戦114試合に出場しており、今季はチームのリーグ優勝に大きく貢献していた。また同選手は昨季終了後に契約満了を迎えていたものの、新たに来夏まで契約を延長している。

 これまでスペイン代表やレアル・マドリードで数多くのタイトルを手にしてきたカシージャスは現在37歳であり、現役引退も視野に入れる時期に差し掛かっているが、ポルトガルメディア『RTP』のインタビューにて「レアル・マドリードのような素晴らしいクラブで僕の人生の大部分を過ごした。ただポルトのようなまた別の強力なクラブにやって来ることができて非常に幸せだ」と今季で4年目となるポルトでのキャリアに対する満足感を口にした上で「ここで自分のキャリアを終えたいと思っている」と語っている。

 これまで数多くのフットボールファンに感動を与え続けてきたカシージャスだが、契約期間が2019年夏までであることを考慮すると、スパイクを脱ぐ時はもうすぐ側に迫っているのかもしれない。