
久保裕也は決定機をものにすることができず… 写真提供:Getty Images
ヘントのFW久保裕也はジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)開幕節のスタンダール・リエージュ戦で先発出場を果たしたものの、無得点に終わりチームも2-3と黒星発進となっている。
プレミアリーグやセリエAをはじめとする欧州主要リーグよりも3週間ほど早く開幕したジュピラー・プロ・リーグだが、その開幕節で久保は3トップの中央で先発メンバーに名を連ねる。
開幕節ということもあり上々の滑り出しを見せたかったヘントだったが、開始からわずか10分でカウンターから先制点を許す苦しい立ち上がりとなる。
それでも徐々にスタンダールゴールに迫るシーンを作るヘントは前半アディショナルタイムの45+2分、右サイドでの細かいパス回しから裏のスペースを突くと、ペナルティエリア内の深い位置からのグラウンダーの折り返しに最後はFWロマン・ヤレムチュクが右足で合わせ、同点に追いつく。
前半を1-1で折り返したヘントは後半開始早々の52分、右サイドからのアーリークロスをペナルティエリア中央味方がではたくと、このセカンドボールに久保が反応し、メキシコ代表GKギジェルモ・オチョアと1対1という絶好のチャンスを迎えるもシュートはわずかにゴールマウス左にそれる。
この決定機をものにできなかったヘントは直後の59分にPKを献上。これをFWポール=ジョゼ・ムポクが確実に決めてスタンダールが勝ち越す。この後ヘントは再三ゴールに迫るもゴールネットを揺らせずにいると、スタンダールが78分にも追加点をあげる。
ヘントは82分に再び1点を返したものの、その後は同点に追いつくことができず試合は2-3で終了している。なお久保はこの試合で69分までプレーしている。
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