日本代表新監督就任記者会見が26日に行われた。今回はその中から、今後の日本代表の道筋のヒントになりそうなものを抜粋。ご紹介する。
※コメントは全文ではなく、要所を抜粋している。
日本人の誇りを胸に
田嶋幸三「『Japan’s way』2006年以降、これを作ってきていますが、世界の強豪から多くを学びながら自国のシステムを整えてきました。我々は世界を分析し、日本人の良さを引き出し、推進力があるものにしていきたい。日本人の誇りを胸に、戦うことが大事です」
日本のサッカー環境で育った人に
田嶋幸三「日本のサッカーを熟知した人が監督になるべきだと言ってきました。日本のサッカー環境で育った人に監督になってもらうのは、西野技術委員長時代から言っています。今回の関塚委員長でも同じこと。リスペクトをする気持ちも今後継続して推進していきたいと思います」
兼任監督の課題
森保一「兼任監督ということで東京五輪の監督させていただきながら、日本のサッカー界に貢献していきたいです。日本代表の勝利のために、そして、2人からもあったように世代交代というところ、年代間の融合を図る。日本代表だけではなく、日本サッカー界の発展に繋がるようにしたいです」
次期監督への流れも見据えている?
森保一「多くの先輩からバトンを受け継いできました。今やらなければいけない任務を全うして、すこしでも良いかたちで次の方にバトンタッチしたいと思っています」
肝になる部分は?
森保一「W杯に帯同させてもらって、1番強く感じたのは日本人のメンタリティと身体的な良さを生かすことです。チームの結果のために協力して戦っていきたいというメンタリティは選手を見て感じました。大事にしていきたいところです」
具体的な年代間融合とは?
森保一「世代交代は必ず必要だと思います。ただ、ベテランの選手を招集しない。若い選手を経験させるという意味で入れ替えるのではなく、経験を積んだベテランの選手が持っているものを、経験の浅い選手に伝えてもらうということをA代表でもしてもらいたいです」
今までの日本代表に加えたい部分は?
森保一「まずは速攻もできれば、遅攻もできるということです。ハイプレッシャーも、自陣で固める守備もしていきたいです。何が言いたいかというと、いろんな対応力をもって戦うということです。臨機応変に勝つために、流れを掴むためにどうすれば良いかを選手が判断して選択で着るようなサッカーをしていきたいです」
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