2014年ブラジルワールドカップ(W杯)で1勝も挙げることの出来なかったアジア勢。しかし、ロシアw杯ではイランがグループBで健闘、韓国がドイツ相手に大金星、日本がグループステージを突破するなど善戦した。今回はアメリカメディア『フォックス・スポーツ・アジア』が選出したアジア勢のベストイレブンをご紹介する。
GK:チョ・ヒョヌ
代表:韓国
ドイツ戦で圧倒的なパフォーマンスを発揮したチョ・ヒョヌ。韓国の大金星に大きく貢献した。愛妻家としても知られている。
RSB:酒井宏樹
代表:日本
日本代表の中で欧州の香りを漂わせながらプレーした酒井宏樹。負けはしたものの、ベルギー戦では右サイドを司どった。
CB:マーク・ミリガン
代表:オーストラリア
最小限の運動量で最大の貢献を果たしたのがミリガンだ。センター・ミッドフィールダーとしてプレーすることの多いキャリアの終盤だったが、失意に終わったオーストラリアの中でポジティブな活躍を見せた。
CB:モルテザ・プーラリガンジ
代表:イラン
モロッコを破り、スペイン、ポルトガルにも善戦を見せたイランを支えたのが強固なディフェンスだ。中でもプーラリガンジは体を張ってディフェンス。自身の持ち出しからチャンスにつなげるなど活躍を見せた。
LSB:長友佑都
代表:日本
酒井宏樹と同じようにサイドから大きくチームに貢献。運動量、ポジショニング、ディフェンスでチームを支えた。乾との相性も非常に良かった。
CMF:柴崎岳
代表:日本
相手ディフェンダーを困らせるポジショニングと、レンジの広いパス能力で日本代表を支えた。彼が居なければというシーンがいくつあったかは分からない。彼の存在が日本の選手をより輝かせた。
CMFオミド・エブラヒミ
代表:イラン
30歳でチームのレギュラーの座を掴んだエブラヒミはそれぞれの試合で様々な役割をこなし、機能する必要があった。6番や8番としてのプレー。さらにはシャドーのような動きも。攻守に必要不可欠な繋ぎ役として大きく貢献している。
RMF:ソン・フンミン
代表:韓国
アジアの選手はクラブでの活躍を代表に還元できないと言われているが、彼は違う。彼はドイツ戦でのゴールなど、韓国が上げた3ゴールの内2ゴールを記録している。
LMF:乾貴士
代表:日本
左サイドから常に相手の脅威となり続けた乾。彼のポジショニングは相手に致命的な一撃となり得る。エリア外からのシュートでクルトゥワからゴールを奪える選手がどれだけいるだろうか。
OMF:香川真司
代表:日本
全盛期の彼が帰ってきた。そんなパフォーマンスを発揮した香川は2ライン間やハーフスペースに効果的に顔を出した。ベルギー戦では考えられないような落ち着きから、乾のゴールをアシストしている。
CF:大迫勇也
代表:日本
カリドゥ・クリバリなど名だたるディフェンダーたちにアジリティなども含めたフィジカル面で勝利し、多くのボールを収めてチャンスに繋げた大迫。コロンビア戦での決勝弾も印象的だった。
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