大会:ロシアワールドカップ
カード:クロアチア対イングランド
スコア:2-1
クロアチア担当医:菊池大将(@yukkenokonoko)
イングランド担当医:ペペ土屋( @PPDOLPHINS )
【分析内容】
・マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)
・ザ・ハード・ワーカー(THW)
・モースト・ディサポティング・プレーヤー(MDP)
・両チーム監督
・主審
クロアチアMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):イバン・ペリシッチ
試合を通して高いパフォーマンスを発揮した1人。特に後半からは、タイミングの良いドリブルでチャンスを演出。貴重な同点弾を挙げるだけでなく、マンジュキッチへのアシストも記録した。
クロアチアTHW(ザ・ハード・ワーカー):マリオ・マンジュキッチ
しっかりとした予測と、ディフェンダーを前に行かせない体の使い方で貴重な決勝点を奪取。前線からのプレスもイングランドを苦しめた。
クロアチアMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):対象者なし
イングランドMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):キーラン・トリッピアー
運動量豊富に右サイドでスプリントを繰り返した。先制点となるFKを叩き込みチームに勢いをつけた。正確なクロスボールでチャンスメイクし、ストリニッチをけん制した。
イングランドTHW(ザ・ハード・ワーカー):デレ・アリ
最後までハードワークを怠らず、攻守にボールを追い続けた。若い選手ながら気持ちの強さを感じさせ、決して万全のコンディションでないにもかかわらず、延長戦に入ってからも集中力が落ちなかった。
イングランドMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):アシュリー・ヤング
及第点の出来。しかし、彼の持ち味であるクロスボールがほとんど供給できなかったことは、戦術的な理由があるにせよ、考えものだろう。
クロアチア監督:ズラトコ・ダリッチ
この試合でも3バックを採用したイングランドいマンジュキッチ、サイド1人、モドリッチの3人で効果的にプレッシング。4-3-2-1のような守備ブロックで守り切った。セットプレーから失点したものの、後半はプレーの精度が低いイングランドのスキをついて何度もチャンスを作り、モドリッチを警戒しすぎたイングランドが中央に人数をかけていたことで空いたサイドからのクロスで同点弾。ここまでハードな試合が続いた中でもプレーの質を落とさなかった選手たちを誇りに思っているはずだ。フィジカルコンディション的に難しいものになるはずだが、フランス戦にも期待したい。
主審:ジェネイト・チャキル
微妙な判定もあったものの、威厳を保ってレフェリングを続けた。経験豊富な国際主審は小競り合いが散発した試合を正確にさばき、無駄な退場者を出さなかった。この大舞台に相応しいジャッジだったと言っていい。
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