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クロアチア3試合連続の延長制し、イングランド下す。史上初の決勝でフランスと激突

 ロシアワールドカップ(W杯)準決勝、クロアチア対イングランドが行われ、延長の末2-1でクロアチアがイングランドを下した。

 史上初の決勝を目指すクロアチアと52年ぶりの決勝を目指すイングランドの一戦は、延長戦を戦ってきた前者の疲労が色濃く出る試合に。試合は回早々の5分に動く。

 デレ・アリがエリア手前でFKを獲得すると、キーラン・トリッピアーがゴール右上を捉え先制弾。イングランドが決勝進出に一歩近づく。

 早々に追いつきたいクロアチアだったが、イングランドの5-3-2気味の守備ブロックに攻め手を見いだせず、1-0で試合はハーフタイムへ。

 迎えた後半、粘り強く守るイングランドだったが、68分にクロアチアが試合を振り出しに戻す。シメ・ブルサリコが右サイドから上げたクロスに、イバン・ペリシッチが左足で合わせると、ジョーダン・ピックフォードはされずネットを揺らす。30分以上を残して、試合は1-1に。

 90分間で決着はつかず、試合は延長戦へ。

 試合が動いたのは延長後半。109分、エリアやや外側でイバン・ペリシッチが競り合うと、こぼれ球がゴール前に。これをマリオ・マンジュキッチがしっかり反応してゴールに流し込んだ。

 その後、試合が動くことはなく2-1でクロアチアがイングランドを下した。決勝はフランス対イングランド、3位決定戦はベルギー対イングランドに決定している。