バルセロナに所属するブラジル代表MFパウリーニョは、中国スーパーリーグに属する広州恒大に復帰することが9日、公式サイトにて発表された。
2013年にブラジルの強豪であるコリンチャンスからトッテナムへと移籍したパウリーニョ。ただ、同クラブでは思うように結果を出すことができず、2年後に“爆買い”の一環として中国の広州恒大へと移籍した。
すると、瞬く間にチームに欠かせない存在となり、同クラブのAFCチャンピオンズリーグ優勝などに貢献。そして、昨夏に移籍金4000万ユーロ(約52億円)でバルセロナへとステップアップを果たした。
移籍当時は29歳の選手に支払う移籍金としては高すぎるとの声も上がっていたが、パウリーニョはバルセロナの中盤を形成する重要な駒へと成長し、リーガ・エスパニョーラとコパ・デル・レイの2冠に大きく貢献した。
そんな同選手は、僅か1年で古巣の広州恒大へと復帰することが決定した。具体的な金額は明かされていないが、買取オプション付の1年間のレンタルという内容になっているという。Jリーグのクラブにとって危険な存在が、再びアジアの地に戻ってきた。
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