サムライブルーはポーランドとの最終戦で敗れたものの、セネガルを「フェアプレーポイント」の差で上回り、辛うじて決勝トーナメント進出を決めた。そこで今回は過去のワールドカップにおけるグループステージの戦績を一挙に振り返る。
1998年フランス大会
対アルゼンチン 0-1
対クロアチア 0-1
対ジャマイカ 1-2 (0勝3敗)
グループステージ最下位
初めて日の丸の国旗が大舞台のピッチに掲げられたものの、強豪アルゼンチンや3位に入る健闘を見せたクロアチアに格の違いを見せつけられ、1試合を残してグループステージ敗退が決まった。
2002年日韓大会
対ベルギー 2-2
対ロシア 1-0
対チュニジア 2-0 (2勝1分)
グループステージ首位
母国開催となった2002年は、MF稲本潤一の2ゴールの活躍もあり、2戦を終えた時点でほぼグループステージ突破が確定(チュニジア戦で3点差以上の敗戦を除く)。そして最終戦のチュニジア戦では2得点で勝利を収めている。
2006年ドイツ大会
対オーストラリア 1-3
対クロアチア 0-0
対ブラジル 1-4 (1分2敗)
グループステージ最下位
猛暑の中で行われたオーストラリア戦では運動量が落ちた終盤、一気に3失点を喫して落とす。クロアチア戦はGK川口能活による起死回生のPKストップもあり勝ち点1を獲得したものの、セレソン相手には次々とゴールマウスを割られた。
2010年南アフリカ大会
対カメルーン 1-0
対オランダ 0-1
対デンマーク 3-1 (2勝1敗)
グループステージ2位
初戦のカメルーン戦では自身W杯初出場のMF本田圭佑が値千金の決勝ゴールを決め勝ち点3を掴む。オランダ戦ではスペースを与えない守備で相手を苦しめたものの敗れたものの、最終戦のデンマーク戦では本田の無回転の直接FKもあり快勝した。
2014年ブラジル大会
対コートジボワール 1-2
対ギリシャ 0-0
対コロンビア 1-4 (1分2敗)
グループステージ最下位
キャンプ地の選定を巡って議論が沸き起こったブラジル大会では、初戦のコートジボワール戦で60分台に立て続けに失点し勝ち点を落とすと、2戦目でもギリシャの堅守を崩せずにスコアレスドローに。そして最終戦ではコロンビアに地力の差を見せつけられた。
2018年ロシア大会
対コロンビア 2-1
対セネガル 2-2
対ポーランド 0-1 (1勝1分1敗)
グループステージ2位
初戦のコロンビア戦では前半3分に数的優位に立つ展開に助けられる形で後半を中心に主導権を握り勝ち点3を掴むと、セネガル戦では壮絶な打ち合いで食い下がりドローに。最終戦のポーランド戦こそ敗れはしたものの、勝ち点で並んだセネガルにフェアプレーポイントで上回り決勝トーナメント進出を果たした。
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