日本代表FW岡崎慎司、試合後コメント「3試合の戦いは自信にしていいと思う」

ロシアワールドカップ・グループH第3戦日本代表対ポーランド代表が日本時間28日に行われ、0-1で日本は敗北したが、グループステージ突破を決めた。日本代表FW岡崎慎司が試合後に残したコメントをご紹介する。
（取材：河治良幸 文：編集部）

試合結果をどう受け止めている？

「これで勝って1位で通過していれば、もちろん状況も良かったと思う。でもトーナメントになれば厳しいことには変わりないと思う。元々1戦目、2戦目に出ていたメンバーの半分ぐらいは休めたし、総力戦ということで考えれば初めて出た選手、武藤しかり、宇佐美とか高徳とか、そういう選手がいい役目、いいプレーを所々に出せて、それが次のトーナメントに必ず必要になってくるので、総力戦という意味では、ここで自分たちが何人か試合に出たというのは次に繋がると思います」

負けたことによる反発力が大事になってくる？

「救われたということが次の試合ではかなり大きく出てくるとは思いますね。1回なくなったようなものがコロンビアが勝ったことによって出られると、ホッとした部分がチームに出ていたので、突破したという喜びよりもホッとした感というのが今までにないワールドカップかなと。もちろん、メンバーも代えて、僕も含めて出た選手が納得できないこともあったかもしれないけど、突破できて、次に対して準備がみんなでできるということで、より一層まとまりが深まるのかなと思います」

次戦は厳しい試合になるが

「個々の能力は高いけど組織的な戦い方ができれば勝機はあると思うし、その準備が今日できたという意味では、複数の選手が休ませることができて、ある程度の選手がワールドカップを体感してやれるという手応えもあったと思う。それが掴めたというのはチームにとって良いことだと思います。今日もアグレッシブにトライできたことがそうさせたと思うので、コロンビアが勝って、お祭り騒ぎという風には行かなかったけど、ここじゃないというのがチームにあったので、喜びも半減かもしれないけども、この3試合の戦いは自信にしていいと思います」