ワールドカップ 代表チーム

衝撃のGS敗退を喫したドイツの指揮官が嘆く「全てが台無しになった」

 ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督は、これまで築き上げてきたことが全て台無しになったと嘆いた。28日にイギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 現在、ロシアで開催されているFIFAワールドカップ。着々とグループステージの日程が終了しており、決勝トーナメントに駒を進めることのできた国が続々と明らかになってきている。

 そんな中、全ての国に決勝トーナメント進出の可能性が残されていたグループFでは、日本時間昨夜に最終戦が行われた。その内、韓国対ドイツの一戦では韓国が試合終了間際に2点を挙げて勝利。その結果、連覇を目指していたドイツはグループ最下位で今大会から姿を消すこととなった。

 2006年からドイツ代表を指揮し、最低でも準決勝には導いていたレーブ監督にとって就任後初めての出来事となった。そんな同監督は試合後に次のようにコメントした。

「我々は今回のワールドカップを制覇するに値しなかった。ましてや、決勝トーナメント進出にも値しなかった。2006年から我々は常に準決勝以上に勝ち進んでいたブラジルでは優勝も経験した。だが、今回は普段通りプレーできていなかった。現状を受け入れないといけないが、あまりにも残念すぎる。いかにW杯を再び勝ち取るということが難しいということだ」

 残念な結果でロシアを去ることになってしまったドイツ代表の今後に注目が集まる。