レアル・マドリードのスペイン代表FWルーカス・バスケスはワールドカップ・ロシア大会・グループステージ最終戦のモロッコ戦を前に今季のチャンピオンズリーグ(CL)でのある“一幕”について持論を展開しているようだ。24日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
日本時間26日未明に最終戦でモロッコとの対戦を控えているスペインは、ここまでグループステージで1勝1分の勝ち点4としているものの、最終戦の結果次第ではグループステージ敗退の可能性もあり、慢心が一切許されない状況にある。
その中、同国代表のルーカス・バスケスはモロッコのキャプテンを務めているユベントスのDFメディ・ベナティアを意識したコメントを口にしているようだ。
同選手は4月にマドリードの本拠地・エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで行われたCL準々決勝2ndレグのユベントス戦にて後半終了間際にペナルティエリア内でベナティアに倒されてPKを獲得しているが、このシーンを巡っては判定の妥当性について未だにファンの間では議論の的となっている。
しかしルーカス・バスケスはモロッコ戦前の記者会見にて「もしVAR(ビデオアシスタントレフリー)があの時点で導入されていたとしても、判定は覆らなかっただろうし、試合後の論争はより少なくなっていただろう」と語っており、PKという判定は妥当であるという見解を改めて示している。
また同選手はモロッコ戦について「難しい試合になるだろう。我々は首位でグループステージを終えたいし、そのためにもモロッコに勝利したい」と強い意気込みを語っている。
欧州の舞台以来となる“因縁の対決”を控えるルーカス・バスケスとベナティアだが、果たしてこの一戦で両者が再びマッチアップすることはあるのだろうか。
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