日本時間24日に行われたワールドカップロシア大会グループステージ第2節、グループFのドイツ代表対スウェーデン代表の一戦は2-1でドイツが勝利を収めた。
初戦を落として後がないドイツに対して、引き分ければ引き分けでも決勝トーナメント進出に近づくスウェーデンの一戦は、ボールを握るドイツが自陣深くに4-4-2のコンパクトなゾーンブロックを敷くスウェーデンを攻撃し続ける展開に。
序盤からインテンシティの高い攻撃を仕掛けるドイツにアクシデントが起きたのは25分過ぎ。相手の足が鼻に当たってしまったセバスティアン・ルディが、イルカイ・ギュンドアンと無念でピッチを去る。先発を任されただけにベンチで悔しさをにじませた。
そしてその直後に試合が動く。トニ・クロースのパスをカットしたスウェーデンがカウンターを発動。右からのクロスを収めたオラ・トイボネンが、マヌエル・ノイアーの頭上を越すシュートでゴールネットを揺らした。
先制されたドイツは猛攻を仕掛ける。トーマス・ミュラーやマルコ・ロイスを中心に何度もゴールに迫るが得点を奪えずに前半終了。
後半開始からマリオ・ゴメスを投入したドイツは48分に同点に追いつく。右からのクロスにニアでゴメスがつぶれ、中央でロイスが押し込んだ。
なおも攻め続けるドイツだったが、81分にジェローム・ボアテングがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場に。ひとり少なくなったドイツは追い込まれる。
終盤に出場したユリアン・ブラントが強烈なシュートを放つも惜しくもポストに阻まれる。
しかし最後の最後でドイツが勝ち越す。アディショナルタイムにゴール手前で得たFKをクロースが直接叩き込んで劇的に勝利をつかんだ。
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