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メッシ、西紙で叩かれる…クロアチア戦でのデータが批判の種に

 日本時間22日に行われたロシアワールドカップのグループD第2節でクロアチア代表はアルゼンチン代表を3-0で下し、20年ぶりの決勝トーナメントへ駒を進めた。この敗戦にスペイン紙『アス』や『マルカ』では試合のデータを並べアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを批判した。
 
 同紙によるとメッシはこの試合を通じて84%の間歩き続けていたようだ。走行距離が同試合のフィールドプレーヤーで最も短い7.624キロメートル。スプリント回数は29回記録しているが時速25㎞を超えたのは1回だけだったようだ。

 また、メッシがパスを供給した回数は32回(成功は24回)でGKのカバジェロより少ない数字を記録。メッシはシュート1本に終わり、ボールのタッチ数は49回。アルゼンチンの選手で7番目に少なかったという。なおメッシは2017-18シーズン、1試合あたりのボールタッチ数が77.4回だったことから本来のパフォーマンスを発揮できていないと指摘した。

 アルゼンチン代表はこの敗戦で現在グループD最下位。決勝トーナメント進出には26日のナイジェリア戦で勝つことはもちろんアイスランド代表の結果次第では得失点の差も関係してくる。果たして激戦の2位争いはどの国が勝ち上がるのだろうか。