イランのカルロス・ケイロス監督は、米スポーツ用品大手ナイキからのスパイク使用禁止制裁を受け、同企業に謝罪を求めている。15日、イギリス『ガーディアン』が報じている。
トランプ米政権が表明したイラン核合意離脱と制裁再発動のあおりを受け、ナイキは「米企業として、今回はイラン代表にシューズを提供することはできない」と表明した。
イラン代表でナイキを愛用している選手は他国の選手に同社製品を借りたり、自ら店舗で購入するなどの対応を迫られているとのこと。イランは15日にモロッコ代表戦を控える。カルロス・ケイロス監督以下のように不満を述べた。
「選手たちはそれぞれのスポーツ用品に慣れている。大事な試合を前にそれらの道具を変えなければいけない理由はない。私たちはただの選手と監督であり、政治を持ち込むんべきではない。FIFAに助けを求めてみるけどね」
コメントランキング