GS屈指の好カード。ポルトガル対スペインの注目のマッチアップは？

ワールドカップ・ロシア大会前日に監督交代という“大鉈を振るった”スぺイン代表だが、日本時間16日未明にグループステージ最大のライバルであるポルトガル代表との対戦を控えている。このグループステージ屈指のビッグマッチを前に両国代表の予想フォーメーションとともに、注目のマッチアップを紹介する。

クリスティアーノ・ロナウド対セルヒオ・ラモス

数シーズンに渡りレアル・マドリードでチームメイトである両者ということもあり、ラモスは一番ロナウドのプレーを熟知している選手だ。また両者ともにキャプテンを務めていることもあり、このマッチアップの結果が勝敗に直結する可能性があるだろう。

ウィリアム・カルバーニョ対アンドレス・イニエスタ

カルバーニョはイニエスタという強敵と相対することとなりそうだが、同選手にはこのスペイン代表の“頭脳”を停止させるためのアドバンテージを持っている。また両選手とも来季は所属クラブを変えることとなる。

ペペ対ジエゴ・コスタ

これまで幾度となくマドリードダービーで激しいマッチアップを繰り広げてきた両者だが、ペペは今やスペインでNo.1と謳（うた）われているストライカーを止めるという難しい役割を任されることとなりそうだ。

ベルナルド・シウバ対ジョルディ・アルバ

今季マンチェスター・シティで充実したシーズンを送ったベルナルド・シウバにとって、この一戦におけるジョルディ・アルバとのマッチアップは非常に重要度の高いテストとなる。スペインの左サイドはこのベルナルド・シウバとリカルド・クアレスマが脅威を与えることとなりそうだ。

ジョアン・モウチーニョ対セルヒオ・ブスケツ

モウチーニョは31歳であるものの、試合の中で違いを作る存在としてポルトガル代表で極めて重要な存在だ。同選手のプレースタイルや創造性はスペインに多くの問題を与える。前線に構えるアンドレ・シウバとクリスティアーノ・ロナウドの背後で危険なパスを供給するだろう。ブスケツがモウチーニョをどれだけ抑えることができるのかがこの試合の勝敗を左右するといっても過言ではないはずだ。

アンドレ・シウバ対ピケ

アンドレ・シウバは欧州予選で9ゴールを叩き出すなど結果を残していることかっら、ポルトガルの新星という呼び声が高い。スペインにおけるキープレーヤーであるピケはこの22歳と対峙することとなる。

フェルナンド・サントス対フェルナンド・イエロ

レアル・マドリードのレジェンドであるイエロは開幕直前の6月13日にスペイン代表指揮官の座に着いている。そんな指揮官としての経験が浅いイエロだが、自身の初戦でいきなりEURO2016優勝国のポルトガルと対峙することになった。優勝候補と謳（うた）われている両国代表であるだけに、この一戦の勝者が今後の試合に向けて大きく前進するだろう。