元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏は、日本にはロシアW杯で勝つチャンスはないと切り捨てた。12日にフランス『レキップ』が伝えている。
今年4月、日本サッカー協会(JFA)は当時日本代表を率いていたハリルホジッチ監督の解任を発表した。ワールドカップ本大会の僅か2ヶ月前に起こった出来事に、日本中が驚いた。
そんな日本代表に対し、かつて1998年から2002年まで率いていたフィリップ・トルシエ氏は次のように、ロシアW杯で日本代表に勝つチャンスはないと切り捨てた。
「ジョゼ・モウリーニョ監督やアーセン・ベンゲル監督でさえ、グループステージ突破に導くのは厳しいだろう。この決定(ハリルホジッチ監督の解任)には驚いたよ。JFAは幸せではなかったから、W杯での結果を見る前に解任という行動に出たのだと思う」
「日本代表には今、グループステージを突破しなければならないという大きなプレッシャーがのしかかっている。もし実現できなければ、JFAは挫折を味わうことになる。ただ、正直に言わせてもらうと、日本に勝つチャンスは無い。まあ、奇跡が起こるか見てみよう」
日本代表は、日本時間19日にコロンビアと、25日にセネガルと、そして28日にポーランドとグループHで対戦する。
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