ハノーファーは日本代表MF原口元気の獲得を決めたようだ。11日、ドイツ紙『キッカー』がこれを伝えている。
ワールドカップ・ロシア大会への出場メンバーである原口は今季、ヘルタベルリンで出場機会に恵まれず、今年1月にデュッセルドルフへ半年間のレンタル移籍を果たすと左サイドを主戦場として主力に定着。同じくロシアW杯のメンバー入りを果たしているFW宇佐美貴史とともにチームを2. ブンデスリーガ(ドイツ2部)優勝に導き、かつブンデスリーガ昇格に大きく貢献していた。
レンタル期間を終え、ヘルタベルリンに復帰していた原口だったが、ハノーファーをはじめとするブンデスリーガの複数クラブが獲得に興味を示していると伝えられていたほか、本人がプレミアリーグ移籍を希望しているという噂が取り沙汰されるなど去就が不透明となっていたが、W杯直前にハノーファーが同選手の獲得を決めた模様。
クラブからの公式発表はまだ行われていないものの、両クラブ間で200万ユーロ(約2億6000万円)の開きがあったと伝えられていた移籍金は400万ユーロ(約5億1000万円)で決着したものとみられ、2021年までの契約期間で合意に達したようだ。
なおハノーファーは5月下旬にアーセナルからFW浅野拓磨を1年のレンタルで獲得しており、来季はこの2選手の“共演”が見られることとなりそうだ。
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