代表チーム フランス代表

イタリアを下したフランス代表、デシャン監督らがポグバを擁護

 フランス代表MFポール・ポグバが、イタリア代表を3-1で下した1日の親善試合でホームの観客から口笛を浴びた。2日の英『スカイスポーツ』が報じている。

 フランス南部ニースで行われた試合は、DFサミュエル・ユムティティのゴールでフランス代表が8分に幸先よく先制し、29分にFWアントワーヌ・グリーズマンがPKで追加点。前半のうちにDFレオナルド・ボヌッチに1点を返されるが、後半にFWウスマン・デンベレが再びリードを2点に広げた。

 ワールドカップ出場権を逃したイタリア代表に力の差を見せつけたフランス代表だが、先発出場したMFポール・ポグバは後半にパスミスを犯した際、そして試合終盤に途中交代した際にもホームのサポーターの一部から冷やかしの声を浴びた。

 これに対しディディエ・デシャン監督は「ポグバへの口笛?彼に限ったことじゃないし、我々がボールをキープした場面で口笛が吹かれることもあった」と語り、ポグバのパフォーマンスを擁護した。

「観客は5点や6点ゴールが決まるのを見たいだろうが、我々はレベルの高い相手と試合をしている。選手たちはよくやった」

 また「口笛はフットボールの一部だし、強いメンタルを持たないといけない」と語るグリーズマンも、ポグバがファンの反応を気にするべきではないと考えているようだ。

「僕たちはみんな同じユニフォームのためにプレーしている。ファンは彼がゴールを決めることに慣れているけど、僕たちは彼にボールを動かしてチームのためにプレーすることを期待しているんだ」

「マンチェスター・ユナイテッドで難しいシーズンを過ごしたけど、彼は自信を失っていないよ」