今季限りでパリ・サンジェルマンの監督を退くウナイ・エメリ監督が、インタビューで昨年夏にレンタルで同チームに加入したフランス代表MFキリアン・ムバッペがレアル・マドリードかバルセロナに移籍をしたかったことを明らかにした。6日、フランス紙『レキップ』が報じた。
エメリ監督はフランス『SFR Sport』とのインタビューで「最初、彼はレアル・マドリーかバルセロナに移籍することを望んでいた。歴史的に、18歳のフランス人選手はフランスから去るものなんだ。フランス人はPSGがムバッペを擁していることを誇らしく感じなければならない」とムバッペが希望していた移籍先はスペインの2強であったことを明かした。
さらに続けて「彼がフランスにいなければならないと彼に言ったのは私とクラブだ。彼のような選手たちがイギリスやスペインに行く前に、フランスに滞在することはこの国にとって喜ばしいことさ」と語った。
19歳のムバッペのレンタルの契約には、PSGが1部残留すると1億8000万ユーロ(約238億円)で完全移籍が施行される買取オプションが付随しており、来季以降もしばらくはフランスでプレーすることとなる。果たして彼がフランスの地を去る時はいつになるのだろうか。
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