ユベントスのスイス代表スイス代表DFステファン・リヒトシュタイナーは日本時間6日未明に行われたセリエA第36節・ボローニャ戦後に今夏のクラブ退団を明言したようだ。6日、イギリスメディア『スカイスポーツ・イタリア』がこれを伝えている。
リヒトシュタイナーは2011年夏にラツィオからユベントスへ入団すると、右サイドバックにおける主力としてチームに欠かせない存在となっており、今季も公式戦22試合で先発出場を果たしていた。また今節のボローニャ戦にも72分からピッチに立っていた。
試合後、同選手はミックスゾーンでのインタビューに応じ「ユベントスでのシーズンは残り14日だ。新たな挑戦が必要だ」と今夏のユベントス退団を明言した上で「ここでメンタリティが向上したよ。加入当初はユベントスでプレーすることが何を意味するのか知らなかった。勝利へのプレッシャーや執着がここにはある」とユベントスで自身が得たことを語っている。
そして最後に来季の所属クラブについて「僕の将来はイタリア国外にあるだろう。まだどこに行くのかは言わないし、サインもしていない」とコメント。ラツィオ在籍時も含めて2008年から10シーズンに渡ってプレーしていたイタリアを離れることを明言している。
なおユベントスはボローニャ戦で3-1と勝利を飾り、スクデット7連覇へさらに前進。日本時間6日晩に行われるセリエA第36節ナポリ対トリノでナポリが敗れると今節でのリーグ優勝が決定する。スクデット6連覇、コッパ・イタリア3連覇獲得に大きく貢献した同選手のためにも、ユベントスとしては何としてもリーグ優勝を成し遂げたいところだ。
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