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フローニンゲン堂安律、ファンが選ぶクラブ年間MVPに輝く

 フローニンゲンのFW堂安律はクラブのサポーターズクラブから今季の最優秀選手に選出された。30日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 堂安は昨年6月にガンバ大阪からフローニンゲンに1年間のレンタルで加入すると、当初は出場機会に恵まれなかったものの移籍後初ゴールを挙げた昨年9月末のエールディビジ第7節・ズウォレ戦を境にチームの主力に定着。エルネスト・ファブレ監督をはじめクラブ内から同選手のパフォーマンスを高く評価する声が上がると、今月24日にフローニンゲンは2021年夏までの3年契約での完全買い取りを公式発表していた。

 またデータ分析サイト『Opta』の伝えるところによると、堂安は最終戦を残して今季9ゴール3アシストと加入1年目にして2桁得点に絡んでいる。そして欧州5大リーグやエールディビジに所属している10代の選手で2桁得点に絡んでいる選手は堂安やパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペを含めてわずか5選手であるようだ。

 堂安はクラブ年間MVPに選出されたことについて「ホーム最終戦勝てて良かったです! それと今シーズンMVPにも選出してもらいました。色々助けてくれたチームメイト、スタッフに本当に感謝したいです。ラスト1試合頑張ろう!」と自身のSNSを通じてコメント。フローニンゲンでのシーズンに対する充実感をあらわにしているようだ。


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