ドイツ紙『ライニッシェ・ポスト』が28日にフォルトゥナ・デュッセルドルフに関するオンライン投票の結果を発表し、日本代表FW原口元気が今季のチームMVPとして3番目に多くの票を集めた。
「今季フォルトゥナ・デュッセルドルフで最も活躍した選手は誰?」と題された投票では、25.4%の票を集めたGKラファエル・ボルフが1位。18.7%のMFオリバー・フィンクが2位に続き、原口は18.2%で3位となっている。
1月にレンタル移籍で加入した原口がシーズンの半分しかプレーしていないことを考えれば、日本代表のウィンガーが短期間で大きなインパクトを残していることの証と言えるだろう。
その活躍ぶりからクラブは原口を完全移籍で獲得することを目指しており、ロベルト・シェーファー会長は「ヘルタ・ベルリンを含めて、(関係者)全員と話をする」と語っている。
ただFW宇佐美貴史も含めて実際にレンタル元からの買い取りが実現するかは、それに掛かるコスト次第のようだ。
「日本のスポンサーと会食した時に、ゲンキとタカ(宇佐美貴史)がこのクラブで非常に快適だという事を再認識した。彼らをぜひ完全移籍でここに留めたいが、そのためにサラリーのバランスを崩すことはない」
現在ドイツ2部リーグで首位に立つデュッセルドルフは3位のホルシュタイン・キールに勝ち点7差をつけており、28日にアウェイで行われるディナモ・ドレスデン戦に勝利すれば自動昇格となる2位以上が確定する。
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