プレミアリーグ リバプール

リバプールでのサポーター暴行事件を受け、来週ローマではある措置が…

 ローマの地元警察は日本時間5月3日未明に控えるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ・ローマ対リバプールに向け、来週3日間市内でアルコール類の販売を禁止する措置をとる可能性が高いようだ。28日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』や『calciomercato.com』などが報じている。

 この両クラブの顔合わせでは、リバプールの本拠地・アンフィールドで1stレグが行われた際、試合前に両クラブのサポーターによる暴行事件が発生。2人のローマサポーターがリバプールの地元警察に逮捕される事態に発展するなど、フットボール界で大きな物議を醸している。

 またこの一連の事件を重く受け止めた欧州サッカー連盟(UEFA)は両クラブ幹部、さらにはローマの地元警察と話し合いの場を設け、2ndレグにおいてリバプールサポーターの安全確保に向けた警官隊の増員をはじめ、複数の議題が上がった模様。その中で両クラブの合意のもと、アルコール類の販売禁止が決定したものとみられる。

 なお1stレグの発生した暴行事件を巡っては、UEFAが近日中にローマへの処分を発表するものとみられるが、アウェイ戦1試合、もしくは2試合におけるサポーターの入場禁止処分が下される可能性が高いとの見方が広まっている。