現在ローマの幹部を務めるフランチェスコ・トッティ氏が23日、リバプール公式サイトで日本時間25日3時45分から行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝リバプール対ローマ戦についてインタービューに応じ、古巣対決となったエジプト代表FWモハメド・サラーについて言及した。
準々決勝でバルセロナを3点差をひっくり返す大逆転劇を見せ勢いに乗るローマ。そんな同チームは、準決勝でリバプールと対戦することになった。この組み合わせで注目が集まるの選手は昨夏にローマからリバプールへ移籍し公式戦41ゴールを挙げているサラーだ。
そんなサラーについてトッティ氏は「サラーがリバプールでの1年目で、これほど活躍しているのには驚いたよ。だが一方で、チームのクオリティや、私が思うに世界最高峰のクロップが監督であることを考えれば、そこまで驚くことではないのかもしれない。彼が能力を最大限の引き出せる環境だったということだよ」とコメント。
また試合の見解についてトッティは「今シーズンはサラーもいるしリバプールの試合をかなり見ている。抽選が決まってから数日の間CLの試合を見ているよ。両チームにとって、難しい試合になると思う」と語った。
今回対戦するリバプールは、ローマにとって因縁の相手。1984年には決勝の舞台で対戦するもPK戦の末に敗れ優勝を逃し、2001年にはUEFAカップ準決勝で対戦しまたも敗退。さらに翌2002年には、CLの2次グループリーグにおいて0-2で敗れた直接対決の結果が響き、準々決勝進出を逃がしている。ローマは勢いそのままにジンクスを破ることが出来るのだろうか。
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