順位表を見ると複数のチームが背後に控えており、本田とロス・トゥソスにとって次節のアトラス戦はプレーオフ進出のための大きなチャンスだ。
またワールドカップでの日本代表入りを狙う本田にとっては、もちろんさらに大きな意味がある試合になる。プレーオフ進出がサムライブルー選出の保証になるわけではないが、チームをタイトルレースに参加させることでその可能性が低くなるわけでもない。
報道によれば本田のパチューカとの契約がこの夏で満了することも、頭に入れておくべきだ。
7得点7アシストを記録している日本人選手の今シーズンは素晴らしいものだが、もしメキシコでの短い滞在期間で一度もプレーオフに出場できなければ、彼の北アメリカでの冒険は成功とは言えないだろう。
本田とクラブには間違いなく高い期待が寄せられている。問題は4月28日のレギュラーシーズン最終節アトラス戦で、両者がそれに応えられるかどうかだ。
著者:セザル・ヘルナンデス
メキシコ代表、メキシコリーグ、国外で活躍するメキシコ人選手の取材を得意とするフリーランスジャーナリスト。『ESPN』『FourFourTwo』『FutMexNation』『Soccer Nation』に寄稿している。
Twitter: @cesarhfutbol
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