フェイエノールトの元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシは今季終了後に現役引退も含め自身の去就決断に迫られるようだ。23日、米メディア『Fox Sports』がこれを伝えている。
ファン・ペルシはフェネルバフチェ在籍時である昨年8月に膝の怪我で長期離脱を強いられると、本来のパフォーマンスを取り戻すことができず、今年1月の古巣フェイエノールトへの復帰を決断。しかし、フェイエノールトでも公式戦4試合の先発出場にとどまっており不本意なシーズンとなっている。またフェイエノールトは日本時間22日深夜に行われたKNVBベーカー(オランダ国内カップ戦)決勝でAZを3-0で破り優勝を果たしているものの、同選手には出場機会が巡って来ることはなかった。
ファン・ペルシはAZ戦後のインタビューにて「あと5年はプレーしたいと思っているが、現実を受け止めなければならない」とコメントを残しており、現役続行に限らず引退の可能性も含めて自身の去就を検討していることを明らかにしている。また来季終了後に満了を迎える契約についても触れており「これから僕自身の望んでいることとクラブ側が望んでいることを確かめるだろう」と語るとともに、今後数週間に渡って自身の去就についてクラブと話し合いの場を持つ考えを示している。
かつてはアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドで数多くのタイトル獲得に貢献し、オランダ代表としてもワールドカップに3度出場したファン・ペルシだが、自身でパフォーマンスの衰えを認めていることから現役引退の可能性もあるものとみられる。果たしてこの点取り屋はこの夏にどのような決断を下すのだろうか。
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