“メッシとスアレス頼み”は、実は1月以降
コウチーニョやデンベレが出場していなかった今シーズン前半戦は、さぞメッシとスアレスが活躍したのだろうと思われるかもしれないが、実はそうでもない。活躍していたのは言うまでもないが、2人の関係だけで生み出した得点は、実はそれほど多くなかったのだ。
スーペル・コパを除くすべての大会で、前半戦にメッシがスアレスにアシストした数は2つで、スアレスがメッシにアシストした数も2つ。これが後半戦に入ると倍増。メッシからスアレスは4つに増え、スアレスからメッシも4つに増えている。
メッシのアシストした相手も、前半戦は、セルヒオ・ブスケツやディニュ、アンドレス・イニエスタやアレイクス・ビダルなどバラエティー豊富だったもの、後半戦はスアレス中心に、デンベレやアルバ、そしてジェラール・ピケのみだ。スアレスは、前半戦にアシスト自体が少なく(3つ)、後半戦はメッシをはじめ、コウチーニョやラキティッチへのアシストが目立つ。
攻撃陣だけでなく、チーム全体としてゴールに迫ることができていたバルセロナの前半戦。それを象徴する選手がパウリーニョだ。
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