マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が今夏の補強方針について言及した。14日、『FOXスポーツアジア』が報じた。
この中でポルトガル人指揮官は、夏の移籍市場で新たなストライカーを獲得するつもりがないことを明言している。
ユナイテッドでは今季プレミアリーグ32試合中31試合でベルギー代表FWロメロ・ルカクが先発出場。さらに1月にはチリ代表FWアレクシス・サンチェスが加入している。
その結果としてイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード、フランス代表FWアントニー・マルシャルといった選手たちは出場機会が限られている。
更に前線を補強すれば出番の少ない選手たちは移籍を希望すると思われるが、モウリーニョ監督はそれを望んでいないという。
「ルカクの競争相手を増やせばその他の選手にもライバルが増えることになり、出場機会がなくなる彼らは不満に思うだろう」
特にラッシュフォードは今季出場した試合の半分以上が途中出場のため、ユナイテッド退団を希望するのではないかとの憶測が流れている。
しかしモウリーニョ監督は「ラッシュフォードは私がこのクラブに来てから、最も多くの試合(98試合)に出場している選手だ」として、20歳の若手FWに多くの出場機会を与えていることを強調している。
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