
決して同じピッチに立たない、セルタ三銃士の運命
現在バレンシアでプレーしているフォワードは、瞬く間にユース年代で成長し、2007/08シーズンと2008/09シーズンに極めて優れたパフォーマンスを披露する。
スペインのユース年代における主要な大会である、コパ・デ・カンペオネスの決勝にセルタのフベニールを導いたのだ。バルセロナに2-0で負けたものの、0-0の状況でルール上完全に認められるべき、セルタのゴールが取り消されたことは指摘しておくべきだろう。
ロドリゴ・モレノはトロフィーを勝ち取っていないかもしれない。しかし彼は若く、元気に満ち溢れたギジェルモ・フェルナンデス=ロモ監督から、それ以上の感謝を受け取った。
彼はレアル・マドリードの下部組織に移籍し、2009年夏には30万ユーロ(約4000万円)の移籍金をクラブに残して、スペインの首都へ移った。
そのあとのベンフィカとボルトンへの移籍を経てリーガに戻ってきたロドリゴは、マドロアで見せていたポテンシャルをバレンシアでいかんなく発揮している。
現在活躍しているロドリゴは、2007/08シーズンにセルタに在籍していた他の2人と、W杯に挑むスペイン代表に名を連ねている。
驚くことに、彼ら3人がスペイン代表として同時にピッチに立ったことは一度もない。プレーを共にしたのは、2017年5月に行われたイスラエル戦のみで、それもアスパスとコスタが7分間同時にピッチに立っただけだ。それだけ。
3人のキャリアは似ているが、それぞれが平行線上をたどっている。そして10年前に全員がビーゴを通ったのだ。
著者:ユアン・マクティアー
スコットランド、イングランドとスペインを専門とするグラスゴー出身ジャーナリスト兼ライター。スペイン紙『マルカ』、英紙『ガーディアン』、『ユーロスポーツ』などに寄稿。著書に『Eibar The Brave』がある。
Twitter:@emctear
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