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今夏レアル退団濃厚のベイル、イタリアに新たな“買い手”が浮上か

 レアル・マドリードのウェールズ代表ガレス・ベイルの移籍先候補として新たにインテルが浮上しているようだ。13日、イギリス紙『インディペンデント』がこれを報じている。

 ベイルの去就を巡っては、ここ数シーズンに渡りマドリード退団の可能性が取りざたされている状況が続いている。今季はジネディーヌ・ジダン監督との不仲が指摘されているほか、フロレンティーノ・ペレス会長が1億ユーロ(約131億円)以上のオファーが届けば交渉に応じる構えを見せるなど、クラブ退団が近づいていると言われている。

 そのベイルの移籍先としてはマンチェスター・ユナイテッドが再三に渡り挙げられていたものの、同紙はすでにユナイテッドが今年1月にアーセナルからチリ代表FWアレクシス・サンチェスを獲得したことに加え、ベイルの年齢や獲得に要する移籍金などを踏まえ、同選手の獲得に対する興味は薄れていると伝えている。またプレミアリーグの他クラブもベイルの年齢が28とそこまで若くないことを理由に獲得には乗り出さない可能性が高いものとみられる。

 しかし、ここに来てインテルが新たに獲得に乗り出している模様。同クラブは2010/2011シーズンにチャンピオンズリーグでベイルが当時在籍していたトッテナム・ホットスパーと対戦しており、以降ベイルの動向を追い続けている可能性が囁(ささや)かれているようだ。

 高額な移籍金を嫌い、イングランド方面を中心に獲得レースから撤退する構えを見せているクラブが多い中、果たしてマドリードはベイルの“買い手”を見つけることができるのだろうか。