オリンピック・マルセイユの日本代表DF酒井宏樹は日本時間13日未明に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグ・ライプツィヒ戦で1ゴールを決めた。
酒井は準決勝進出のかかった大事な一戦で3バックの一角でスタメンに名を連ねる。マルセイユは先週なかばにライプツィヒのホームで行われた1stレグで0-1と敗れていたこともあり、序盤から攻勢も2分に先制点を許す。しかし直後の6分にオウンゴールで2試合合計1点差に詰め寄ると、直後の9分にはカウンターからFWディミトリ・パイェのクロスにMFモルガン・サンソンが合わせるもライプツィヒGKの好セーブに阻まれる。しかしそのこぼれ球を最後はMFブナ・サールが押し込み、開始から9分までに逆転に成功する。なおも攻め続けるマルセイユは38分、パイェのFKにペナルティエリア内でMFフロリアン・トバンが右脚で合わせるとゴール右隅を揺らし追加点をあげる。
前半を3-1(2試合合計3-2)で折り返したマルセイユは54分にライプツィヒのFWジャン=ケビン・オーギュスタンに鮮烈なミドルシュートを決められるものの、直後の60分にパイェが自らドリブルを仕掛けペナルティエリア内に侵入すると最後は右脚を振り抜き、ゴール左上に叩き込む。そして試合終了間際の94分、途中から右ウイングバックのポジションでプレーしていた酒井がライプツィヒのCKからのロングカウンターにおいて右サイドでボールを受けると、CKでライプツィヒGKがマルセイユの自陣まで上がっていたこともあり無人となっていたゴールに流し込み勝負を決定づけた。
なお試合は5-2(2試合合計で5-3)で終了し、マルセイユが14シーズンぶりのベスト4進出を決めている。
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