プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU、去就不透明な下部組織出身FWへのオファーは全て却下か

 マンチェスター・ユナイテッドはどうやらイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの放出を一切考慮に入れていないようだ。12日、米メディア『ESPN』が報じている。

 ラッシュフォードは2016年にユナイテッドのアカデミーからトップチーム昇格を果たすと、昨季は公式戦出場53試合中、30試合で先発に名を連ねていた。今季もここまで22試合で先発出場しているものの、ジョゼ・モウリーニョ監督から全幅の信頼を寄せられているとは言い難いと伝えられている。さらにこの冬にはアーセナルからチリ代表FWアレクシス・サンチェスが加入したこともあり、先発での出場機会を減らしている。

 同選手を巡っては、2020年までクラブとの契約を残している上に1年の契約延長オプションが付帯されているものとみられるが、イギリスの複数メディアがジョゼ・モウリーニョ監督のもとで不満を抱いている可能性を指摘していた。しかしユナイテッドは今夏ラッシュフォードへの獲得オファーは全て却下する姿勢を魅せているようだ。

 なお、ラッシュフォードはガレス・サウスゲイト監督率いるイングランド代表の一員として、自身のキャリアで初めてワールドカップの舞台に立つ可能性が非常に高くなっている。今後の更なる飛躍が期待されるだけにクラブも手元に残しておきたいと考えているようだ。