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ローマ、バルサ戦でCL史上3クラブ目となる“大逆転劇”を達成

 ローマはチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド戦において、「1stレグにおける3点差以上のビハインドからの逆転突破」を成し遂げた史上3クラブ目となっているようだ。11日、データ分析サイト『Opta』がこれを伝えている。

 ローマは先週なかばにアウェイで行われたCL準々決勝1stレグ・バルセロナ戦で1-4と惨敗を喫したことを受け、周囲からはベスト8止まりを予想する声が上がっていた。しかしホームのスタディオ・オリンピコで日本時間11日未明に行われた2ndレグでその周囲の予想を覆す“大逆転劇”を披露。3-0でバルセロナを下し、アウェイゴールの差で見事ベスト4進出を果たしている。

 またローマはこの勝利で、2003/2004シーズンのCL準々決勝におけるデポルティーボ・ラ・コルーニャ(対ミラン)、2016/2017シーズンのCLベスト16におけるバルセロナ(対パリ・サンジェルマン)に続き、3点差以上のビハインドから逆転突破を決めたクラブとして名を残すこととなっている。

 なおサッカーファンの記憶には新しいと思われるが、バルセロナは昨季のCL・ベスト16においてパリ・サンジェルマン相手に1stレグで0-4という惨敗を喫したものの、ホームのカンプ・ノウで行われた2ndレグで6-1と逆転勝利を飾っている。昨季は“大逆転劇”を成し遂げたクラブとしてCLの記録に名を残したバルセロナが、奇しくも今季は“大逆転劇”を許したクラブとして記録に残る形となった格好だ。