ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

禁断の移籍を果たしたレアルDFがダービー出場へ。兄弟対決実現か

 レアル・マドリードのDFテオ・エルナンデスは日本時間今晩に行われるマドリードダービーに向けて興奮を隠し切れないようだ。8日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 テオ・エルナンデスは昨夏にアトレティコ・マドリードからレアル・マドリードへ“禁断の移籍”を果たしたことで両クラブサポーターの間で知られており、アトレティコには同選手の兄にあたるDFリュカ・エルナンデスが在籍している。

 レアル・マドリード率いるジネディーヌ・ジダン監督は前日記者会見において、今週なかばに行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ・ユベントス戦に向けて複数ポジションにおけるターンオーバー実施の可能性に言及。招集メンバー19名に中にテオ・エルナンデスも名を連ねており、同選手がピッチに立つかもしれないという見方が広まっている。

 また周囲がダービーに向けて盛り上がりを見せる中、本人は試合前日のインタビューにて「マドリードダービーは常に特別だ。僕の兄がアトレティコにいるから、普通のダービーと比べてなおさら特別なものになる。信じられないことだ」と語っている。

 なおテオ・エルナンデスは昨年11月に行われたマドリードダービーではベンチ入りしたものの、出場機会は回ってこなかった。果たして同選手はマドリードダービーでのデビューを飾ることができるのだろうか。兄弟対決実現の可能性にも注目が集まる。