
著者:ユアン・マクティアー(翻訳者:マリオ・カワタ)
スペインでプレーすることを選ぶ英国人選手は多くない。ガレス・ベイルの118試合がラ・リーガでの英国人の最多出場記録であることからも、イベリア半島へ渡り長年プレーする選手の少なさが分かるだろう。スペインのトップ2であるバルセロナとレアル・マドリードに加入できる選手はさらに少ないが、マーカス・マグエインはその数少ないサクセスストーリーとなることを望んでいる。
3月7日、マグエインはエスパニョールとのカタルーニャ・スーパーカップの最後の14分間に出場し、バルセロナのトップチームでのデビューを果たした。注目度の低い大会であり、エルネスト・バルベルデ監督が選んだ20人のメンバーの内トップチームの選手は8人だけだったとはいえ、マグエインにとっては大きな成果だ。昨夏からトニ・ダガンが女子チームでプレーしているのを除けば、ゲーリー・リネカーが1989年に去って以来バルセロナのユニフォームを着た英国人選手は一人もいなかったのだから。
「すごく大きな経験だったし、僕と家族にとって大きな一歩だった」と守備的MFは試合後のインタビューで語っている。「ピッチに立った気持ちは言葉では十分に表せないけど、素晴らしかったし非常に誇りに思う」
誇りに思うのも当然だろう。1月の移籍期間の最後にカタルーニャに渡った19歳のマグエインは既にBチームのリーグ戦5試合中4試合に出場し、バルベルデが他のユースチームの選手と共にカタルーニャ・スーパーカップのメンバーに選出するだけの活躍を見せている。
バルセロナが0-0からのPK戦でエスパニョールを下したこの試合に出場しただけでなく、マグエインはトップチームの練習に参加してクラブのスーパースターたち、特に英国訛りに気付いたフィリペ・コウチーニョに歓迎されている。Bチームのトレーニングでも毎日の努力でジェラール・ロペス監督とコーチ陣を感心させ、ロペスは彼を「欠点のない選手」と評した。アカデミーのディレクターを務めるホセ・マリア・バケーロも同様に満足している。またマグエインはスペイン語を話すガールフレンドの助けもあり、語学でも上達を見せているという。
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