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ドログバ、今シーズン限りで引退を表明「もう40歳。辞める時が来た」

 アメリカ3部にあたるUSLプロフェッショナルリーグのフェニックス・ライジングFCの選手兼オーナーとしてプレーしている元コートジボワール代表のFWディディエ・ドログバが今季限りで現役引退する事を決めたようだ。フランスTV局『テレフット』のインタビューで明らかになった。

 11日に40歳の誕生日を迎えた同選手は「40歳になって辞める時がきた。今シーズンで最後」と語った。さらに同選手は「プレーしているときはいつも楽しかった。トップレベルでプレーし始めたのも遅かったからね」と自身のキャリアを振り返った。

 ドログバは1998年にル・マンでプロデビュー。その後フランスのクラブを点々とし2004年にチェルシーに加入。チェルシーでは381試合に出場し164ゴール86アシストを記録。4度のプレミアリーグ優勝や4度のFAカップ制覇など多くのタイトル獲得に貢献した。

 また、コートジボワール代表としても105試合に出場し65得点を挙げ、母国の英雄として慕われてきたが、2014年8月に代表引退を発表していた。

 そんなドログバは「キャリアを通して、プレーすることをすごく楽しめた。そして、現在の選手兼オーナーという立場も楽しんでいるよ。今は若い選手に囲まれている。彼らに自身の培ってきたノウハウを伝えていきたいと思う」と将来についても語っている。