10日に行われたリーガ・エスパニョーラ第28節、エイバル対レアル・マドリード。
今回は試合におけるマドリードのマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハードワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、マドリードの監督とレフェリー、そして乾貴士についての分析、評価をする。
マドリードMOTM(最優秀選手):クリスティアーノ・ロナウド
1月以降絶好調のこの男は、この試合でも仕事をこなした。圧倒的な決定力で2ゴールを奪い、チームを勝利に導いた。
マドリードTHW(ザ・ハード・ワーカー):ルカ・モドリッチ
1得点目のアシストは、モドリッチがなぜマドリードの10番をつけているか納得させるには十分のパスだった。
マドリードMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):トニ・クロース
パスの精度がクロースとは思えないほど低く、チームは流れをつかめなかった。本来のパフォーマンスを見せてほしい。
レアル・マドリード監督:ジネディーヌ・ジダン
ソリッドな守備組織をベースに勇敢に前線からプレスをかけてくるエイバルを相手にするのはそう簡単ではない。そのなかで好調のロナウドを活かしながら、怪我から復帰したモドリッチとクロースを起用して、攻守のバランスを整えた。結果としてマンパワーで勝利した感は否めないものの、選手とシステムを柔軟に変化させながら、最後はきっちり勝ちきったことは十二分に評価に値する。
乾貴士
左サイドから中へカットインしてシュートを放ったり、ホセ・アンヘルとのコンビネーションで崩したり、多彩な攻撃でカルバハルの問題であり続けた。ヘディングでゴールに迫るシーンもあり、守備でも献身的にチームプレーに徹して、与えられた役割を確実に遂行した。マドリード相手にクオリティを示した。
主審:ムヌエラ・モンテロ
判定の基準が分かりにくかった。深刻な怪我になりかねない危険なタックルを見逃す場面があり、選手たちにとって難しい試合だった
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