
ベンゲルに話を戻すと、FA杯に優勝した後に潔く退任するべきだったと思う。今では状況が悪すぎて、彼の過去の功績が忘れられてしまう。
彼は自身の遺産を台無しにしてしまったかもしれない。今では誰も「インビンシブルズ(無敵のチーム)」と呼ばれた頃や、彼がクラブ全体や選手の食生活、サッカーのスタイルを変えたことについては考えていない。彼はイングランドのサッカーを変えたんだ。誰もがアーセナルのようにプレーしたがっていたからね。
今や人々が覚えているのは悪い事ばかりだ。トップ4以下の順位、リーグでの12敗、過去6年間で最少の勝ち点。ベンゲルのアーセナルとイングランドのサッカーに与えた影響の大きさを考えると、残念だよ。
将来もベンゲルにはオファーがあるだろうが、私ならクラブではなく代表チームの仕事を選ぶ。日本に来てくれたら最高だね!
彼の後継者として、クラブに必要なものをもたらせるのはディエゴ・シメオネだと思う。アーセナルには選手の尻を叩いて、チームを活気づける人間が必要だ。選手は怠けることなく、新しい契約を勝ち取らないといけない。なんとなく練習して、4年間も怪我をしていたのに契約延長をオファーされるような環境ではダメなんだ。
ムヒタリアンとエジルは攻撃に特化した選手なのかもしれないが、シメオネのアトレティコ・マドリードにはハードワークをいとわない選手が揃っている。アーセナルには彼のような監督が理想的だと思う。
著者:Jay Bothroyd
ロンドン北部イズリントン出身。元イングランド代表。アーセナル下部組織出身で2000年にコベントリー・シティでプロキャリアをスタートさせた。ペルージャ、カーディフ、QPRらで活躍し、2015年にジュビロ磐田に完全移籍。J2リーグ得点王に輝き同クラブのJ1復帰へ大きく貢献した。2017年7月1日より北海道コンサドーレ札幌でプレーしている。
Twitter:@jaybothroyd
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